無添加で人気のモグワンドッグフードですが、その高品質ゆえに賞味期限は気になるポイントです。特に開封前後で賞味期限が大きく変わるため、愛犬に安全でおいしい状態で与えるには適切な知識が必要です。本記事ではパッケージの表示方法から未開封・開封後の期限の目安、さらに正しい保存方法まで、最新の情報をわかりやすく解説します。愛犬の健康を守るために、大切なポイントを確認してください。
目次
モグワンドッグフードの賞味期限はどれくらい?
モグワンドッグフードのパッケージには賞味期限が記載されていますが、輸入品のためカレンダー表記は日本製品とは少し異なります。製造元であるイギリスでは製造日から製品の品質を保証する期間が「約18ヶ月」と設定されており、これが一般的な目安となっています。ただし、輸入や配送に時間がかかるため、消費者の手元に届く時点では賞味期限が1年程度(12~15ヶ月)残っているケースが多いです。
たとえば、モグワン公式サイトから購入すると、製造からおおよそ1年弱の余裕がある製品が届くように管理されています。逆に転売やフリマアプリなどの別ルートで購入すると賞味期限が短い商品が混じる可能性があるため、公式販売ルートからの購入が安心です。なお、賞味期限は品質が保証される期限であり、それを過ぎると風味や栄養価が落ちる可能性があるため、期限内に与えることが推奨されます。
製造からの賞味期限(18ヶ月)
モグワンドッグフードは製造日から約18ヶ月が未開封時の賞味期限の目安です。高品質な原材料を使用するため合成保存料などは極力抑えられており、製造から1年半以内であれば品質が保たれるよう設定されています。メーカーでは18ヶ月の設定をしているものの、日本に輸入、発送される過程で時間が経過するため、実際に手元に届く際にはおおむね12~15ヶ月ほどの猶予期間がある状態になっています。
ペットフード安全法により、輸入フードにも賞味期限の表記が義務付けられており、パッケージに必ず記載されています。日本国内の販売業者も、犬用フードの賞味期限表示は遵守されていますので、購入時や開封前には必ず期限をチェックしましょう。
到着時に残る賞味期限
実際にモグワンドッグフードを注文すると、平均的に賞味期限が残っているのは約1年ほどです。これはメーカー側が倉庫で十分な在庫管理を行い、賞味期限切れを防いでいるためです。公式サイトから購入すると「納品時に最低でも残り12ヶ月以上」という保証をしている場合もあるため、安心して使用できます。ただし古い在庫が残っている可能性のある転売品やオークション品では、残存期間が短い場合もあるので注意が必要です。
モグワンドッグフード 賞味期限表示の見方
モグワンドッグフードの賞味期限はパッケージ裏面に「BBD」や日付が印字されています。輸入品の場合、一般的にアルファベットの「BBD」が先頭にあり、その後に日/月/年の順で数字が並んでいます。たとえば「BBD14/2/19」と書かれていたら、これは「2019年2月14日まで」という意味です。
「BBD」はBest Before Date(賞味期限)の略語で、直訳で「この日付まではベストな品質である」という意味です。このような表記はイギリスからの輸入品でよく使われる形式です。数字の順番が日・月・年となっている点に注意し、日本で一般的な年・月・日とは異なることを頭に入れておきましょう。
BBD表記の読み方
BBDの後に続く数字は「日/ 月/ 年」の順で表示されています。例えば「BBD22/1/23」とあれば「2023年1月22日」が賞味期限です。この表記方法は日/月の順でローマ数字が使われていませんので、慣れるまでは不慣れかもしれませんが、「BBD」の文字と数字を見分けるだけで判断できます。
なお、100gのお試しパックなど小型の製品では、パッケージ表面に日本語の日付表示があることがあります。大袋(1.8kgなど)ではほとんどが裏面で上記のBBD表記となっていますので、購入したパッケージで必ず確認してください。
英語と日本語表記の違い
モグワンドッグフードはイギリス製品ですが、国内販売用にも日本語の記載が義務付けられています。ただし、賞味期限自体は英語表記(BBD形式)で書かれていることが多いです。一方で原材料や製造販売者名などは日本語で記載されています。
このため、パッケージの裏側下部に記されている賞味期限欄は英語式の日付になっていることに注意しましょう。わかりにくい場合は、製造日や輸入日がわかる情報と照らし合わせることで大まかな期限を確認できますが、基本的には印字されている日付を読み取るのが確実です。
未開封と開封後の賞味期限の違い
ドライフードは開封すると空気に触れて酸化が進むため、未開封の状態に比べて賞味期限が大幅に短くなります。モグワンも同様で、未開封時には製造後18ヶ月の猶予がありますが、開封後はできるだけ早めに使い切ることが推奨されています。
具体的には、開封後は1ヶ月程度で消費することが望ましいと言われています。ただし、きちんと密閉保存されていれば2~3ヶ月ほどで使い切ってしまう家庭が多いようです。保存料をほとんど使用していないモグワンでは、開封後の日数が経過すると風味が落ちたり湿気を吸いやすくなるため、1ヶ月以内に使い切るのが安全な目安です。
未開封時の賞味期限
未開封のモグワンドッグフードは、先述の通り製造日から約18ヶ月が目安です。購入した商品が未開封であれば、開封までは基本的にこの期間内に消費すれば良いことになります。ただし、実際に食べ始める時期を考慮すると、「届いてから約1年間は安心して保管できる」と考えておくと良いでしょう。
もちろん、高温多湿を避けて保存していれば未開封状態で長持ちしますが、開封前であっても購入から半年以上経過している場合は、中身の状態を念のためチェックしてから与えると安心です。
開封後の賞味期限
開封したドッグフードは酸化が進みやすいため、賞味期限までまだ時間が残っていても風味が落ち始めます。モグワンの場合、開封後はできるだけ早く使い切ることが勧められており、目安として1ヶ月以内に消費するのが理想です。保存料を多用していないため、時間が経つほど脂肪が酸化して味が変化しやすくなります。
実際には、開封後の保存方法や分量によっては2〜3ヶ月で使い切る犬もいますが、湿度の高い状態や高温環境ではカビのリスクもあります。一般的なドライフードでも1ヶ月以内に使い切るよう推奨されていますので、モグワンも同様に考えましょう。
体重別の消費目安
モグワン1袋(約1.8kg)の食べ切る日数は愛犬の体重や活動量によって異なります。おおよその目安は以下の通りです:
| 体重 (kg) | 1日の給餌量 (g) | 1袋(1.8kg)の消費日数の目安 |
|---|---|---|
| ~4(小型犬) | ~50g | 約36日 |
| 5~9(中型犬) | 50~100g | 約18~36日 |
| 10以上(大型犬) | 100g~ | 約10日以下 |
大型犬は1日あたりの給餌量が多いため、モグワン1袋を使い切るまでが短くなります。一方、小型犬では1袋で約1ヶ月以上かかることもあります。これを参考に、開封後はできるだけ早く消費できる量を計算して与えると良いでしょう。
賞味期限切れのモグワンドッグフードは犬に与えても大丈夫?
賞味期限を過ぎたドッグフードを愛犬に与えるかどうかは慎重に考えましょう。ドライフードの場合、紙パックや缶詰と違って明確な消費期限は設定されていませんが、賞味期限を過ぎると品質が低下し始めます。具体的には、風味や香りが落ちたり、脂肪分が酸化して味が変わったりします。
通常、賞味期限を過ぎたからといって即座に健康被害が起こるわけではありませんが、与え続けることで腹痛や下痢などの原因になることもあります。特にモグワンのように保存料控えめなものはカビの発生リスクも否めないため、賞味期限が切れた場合はなるべく使用を避けるのが安全です。
期限切れフードのリスク
賞味期限が切れたモグワンがもつリスクとしては、フード自体の劣化があります。酸化したフードは香りが変わり、カビが生えていることもあるため、食いつきが悪くなるだけでなく、腹痛や下痢など愛犬の体調不良を招く恐れがあります。見た目や匂いがおかしい場合は決して与えず、新しいものに切り替えましょう。
【ポイント】賞味期限切れを見分けるには匂いと状態をチェック。開封後しばらく経ったものは、風味が酸っぱい・油っぽいなどの変化で異変を察知できます。また、カビが見えたら即廃棄してください。
万が一与えてしまった場合の対応
もし誤って賞味期限切れのモグワンを与えてしまった場合でも、すぐに犬が重篤な症状を起こすわけではありません。消化器官への負担を軽減するため、翌食分には新鮮なフードを与え、様子を見ましょう。下痢や嘔吐など異常が見られた場合は、速やかに獣医師に相談してください。
今後は賞味期限を管理し、無駄のない量を開封・保管することが重要です。賞味期限切れにならないよう、1袋あたりの消費日数と与えるペースを考慮した量を購入すると安心です。
モグワンドッグフードの正しい保存方法
長くおいしさを保つためには保存方法も大切です。モグワンは無添加・無着色のナチュラルフードであるため、保存環境によって劣化しやすい特徴があります。以下のポイントを守って保存すると、開封前後ともにフードの鮮度を維持しやすくなります。
- 常温で温度変化の少ない場所に保管する
- 直射日光や高温多湿を避ける(冷暗所で管理)
- 開封後は袋の口をしっかり閉じて密閉状態にする
- 複数袋購入時は使用する分以外を別の容器やジップ付き袋に小分けする
- 冷蔵庫での保存は結露によるカビの原因になるため避ける
【保存のコツ】暑い季節は特に高温多湿を避けましょう。袋の開閉は手早く行い、空気を極力入れないようにしましょう。パッケージは丈夫ですが、風味を守るため密閉容器に移し替えても構いません。
まとめ
モグワンドッグフードの未開封時の賞味期限は製造から約18ヶ月ですが、日本に届いた時点で残り期間が約1年分あります。パッケージ裏面の日・月・年表記(BBD)を確認し、内容を正しく把握しましょう。開封後は酸化を防ぐため、できるだけ早めに食べ切ることが大切です。目安は1ヶ月以内ですが、愛犬の食べる量によっては2ヶ月程度で使い切るケースもあります。
賞味期限が切れたフードでは風味が落ちやすく、体調不良のリスクも高まるため、安全のため与えないことが原則です。正しく保存するには、涼しく乾燥した場所で密閉し、直射日光や高温を避けることがポイントです。購入時から賞味期限に余裕があるモグワンですが、鮮度を保つ工夫をすることで愛犬に安心しておいしいフードを与えられます。
